

▼ドバイ、宝塚でGI・2勝のムーンの実力を軽視していた世間の過ち
単勝1.8倍と圧倒的1番人気に推されたメイショウサムソンに対し、5番人気と評価を落としたアドマイヤムーン。前走の天皇賞の結果が、実力伯仲の宝塚記念1、2着馬の評価を大きくわける形となった。一般競馬ファンの目にはサムソンの強さだけが印象に残り、ムーンが大きな不利を受けて、全く競馬にならなかった天皇賞の真実を見落としていたのである。
しかし、当社はこの2頭を客観的かつ冷静に分析していた。
「能力が互角な上に中間の仕上がりはともに万全。この状況を考えれば直前のデキこそが勝敗を分ける」 そこを踏まえれば“調教後に息の入りが悪く好調時の心配機能に戻りきっていない”という不安を覗かせたサムソンをバッサリと切り、落ち着きを取り戻し、十分に走れる態勢が整ったと確信していたムーンを馬単の軸馬に据えたのは当然の結論だったといえる。サムソンの評価が下がれば必然的に浮上するのは、同等能力のライバル・ポップロックだ。この馬を1点目に据え馬単8100円の高配当を的中。この2頭の決着でこの配当は実においしかった。

▼ムーン、メジャーは完調に程遠い3強で買えたのはサムソンのみ!
このレースの的中を分けたのは、優勝した1番人気・メイショウサムソンと6着に惨敗した2番人気・アドマイヤムーンの2強の取捨選択に尽きる。馬の落ちつきぶりやケイ古の動きなどで高い評価が下されていたサムソンに対し、ムーンは反応の悪さから仕上がり途上は否めず“とてもオススメできる状態ではない”という確信があった。
そうなるとサムソンが不動の軸馬に据えられるのは当然の流れであり、ムーンは軸馬どころか危険な人気馬としてバッサリと切り捨てられた。
そして、相手に指定したのは関屋記念を圧勝したカンパニー、毎日王冠2着アグネスアーク、オールカマー2着シルクネクサス。いずれも伏兵的な扱いだったが、前走以上のデキとの報告のあったこの3頭は世間の評価に流されることなく自信の相手候補。結果7番人気・アグネスアークが堂々の2着を確保し馬単6730円的中。ただコスモバルクの斜行がなければカンパニーが2着だった可能性も高く、1点目での的中とならなかったことは悔やまれた。

▼買い目指定馬が1着から4着まで独占しての完全的中!
大歓声のゴール前で逃げ切りを図ったアストンマーチャン、それに食い下がるサンアディユ、そして最内と外から鋭伸するアイルラヴァゲインとキングストレイル。この4頭の白熱の追い比べに大興奮していた方も多いはず。なぜなら、この4頭は当社が買い目指定していた4頭に他ならないからだ。買い目指定馬が1着から4着までを独占しての完全的中。配当こそ馬連1180円とやや物足りないものとなったが、これも不良にまで悪化した馬場を考慮し、万全を期しての買い目指定だった。
上位人気馬ではインフルエンザ禍で入厩が遅れ、完調にほど遠かったスズカフェニックスが2番人気と支持を集めていたが、当社は一切の迷いなく買い目から抹消。このような自信の買い目を提供できたのもトレセンで密着取材をし続け、各馬の状態をレース直前まで徹底的に追究することで“生きた情報”を収集できるからこそ。秋GI緒戦ということで慎重を期したが、情報精度の高さをくっきりとした形で示せたレースだった。






















